Story

 
 

アメリカ・ニューヨークに拠点を置く、若手ミュージカルクリエイターユニット。

2002年から活動を開始し、2004年にはミュージカル Unlock’d が、若手ミュージカルクリエイターの登竜門とも言えるリチャード・ロジャーズ賞を獲得した。同作品は2007年ニューヨークミュージカルシアターフェスティバルでも上演され、最優秀観客賞を受賞。ミュージカルデータベースの大御所ウェブサイトTalkin’ Broadwayでは “Outstanding New Musical” (「この上なく斬新なミュージカル」)、“Outstanding Original Theatrical Score”(「ずば抜けて独創的なスコア」)と高い評価を得た。Unlock’d はその後もカリフォルニア州の劇場や、ラビニア・フェスティバル(北アメリカで最も古くからある野外音楽祭)にて、ワークショップ形式で上演されている。


2011年には、彼らの曲集作品である Island Song のワークショップが行われ、その一部はプリンストン大学でのワークショップをはじめとして、今春からアメリカ各地で上演され続けている。また、二人は生み出した作品から数々のコンサートを企画しており、2009年ューヨークミュージカルシアターフェスティバルでの『Sing, But Don’t Tell』の他に、2010年『Buzzed』では、ブロードウェイミュージカル『HAIR』のキャスト12人が出演している。

「Sing, But Don’t Tell」「After Hours」の二曲は2011年、キャバレーやコメディ、ジャズ等の分野での功績を称えるMAC Awards(マンハッタン・キャバレー協会賞)にノミネートされた。

 

About Sam Carner & Derek Gregor

ひとりぼっちの私たちは、大都会に恋をした。

ニューヨークに住まう五人の男女。

彼らからこぼれ出して行く、孤独とつながり。失われた故郷への想い、屈折した愛や、都市生活への失望。

都会の厳しさに敗れ、傷付きながらも、五人はそれぞれの物語を繰り広げていく。


近年ブロードウェイで高い評価を得る、サム・カーナー&デレク・グレガーの最新作が、発表からひと月を待たず、今年12月に東京・赤坂に上陸。

MAC Awardsノミネートの三曲を収めた、圧倒的な精彩を放つ音楽が、大都市に住まう人々の生き様を描き出す。


今年三月にオフ・ブロードウェイの話題作『Party Worth Crashing』をいち早く日本で上演し好評を博したGotta2が、再びミュージカルアンソロジーを本国から直輸入。全編邦訳でお送りします。

 
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